嵐を呼ぶ本命は………。

sinzan

2008年12月09日 03:12

前回の手取川サーモンフィシィングは、とりあえず練習ということで、先週末本命の新潟の荒川に行ってきました。
昨年のデータを見るとかなり釣れている様子で、否応無しに期待してしまいます。
しかしながら、心配はお天気………、
日が近づくにつれて下り坂………、
天気図もかなり怪しそうです。
………、困ったもんです。

さて、今回もご同行はじぇにゅいんさんです。
今回こそ調査員としての重大な使命を果たしましょう!!!と、気合い十分です。

金曜日の午後3時半頃、早々お仕事をご無礼して一路じぇにゅいんさんの待つ伊那方面に向かいます。
予定通り午後6時頃到着、ソースカツ丼で有名な某喫茶店で軽~~~く夕食をすませ、すぐ隣の温泉でゆっくりと英気を養います。
午後8時合流、一路新潟の荒川を目指します。
中央道、長野道、上越道と順調に抜け北陸道に入ったところで異変が………、
雨が…………、
異様に強くなって…………、
風でハンドルが取られて……………、
車がフラフラします。

いよいよ来ました、「嵐を呼ぶ男連合」の本領発揮か????

とりあえず、無事中条インターをおりてPSPナビを信じて、かなり怪しい道を抜けて受付場所に向かいます。
しかし、真っ暗でどこが受付会場だか………。
食料を買いによったコンビニで聞きますが、よくわからないようです。
なんとか看板を見つけて午前2時頃到着………って、駐車場が開いてないし…………。
向の会社の駐車場でお仲間らしき車を発見
非常に悩みましたが、話し合いの結果、ここで寝ることにします。

午前6時頃、寒さに目が開き…………
って、寝ている間にも強風で車が揺さぶられ雨の音で何度か起こされておりますが………。
見てみると駐車場も開いて、受付を待つ人たちが既に待っております。
…………、強風&雨の中………。



ここまで来たら受付をすまそうと、私たちも重~~い腰を上げます。
しかし、この強風&雨の降る中、ロッドを振れるのでしょうか????
係のおじさんは
「まあ、こんな風や雨はこの時期よくあることだから………」
と励ましてくれますが、特に酷くなければこんなことは言いませんよね………普通は………。

受付をすまして、さて出陣です。
………って、全く情報が無い………。
手取川では区間は800m、フライの専用区間はせいぜい百数十m
荒川は区間が8000mあり、釣り方の制限区間はありませんので………。

とりあえず、この時点で出遅れている私たちは焦っても仕方ありません。
まずは一通りポイントを覗いてみます。



下流方面はほとんど人がいません。
釣れない訳では無いと思いますが、何分増水模様で川幅も200m近くに………、太刀打ちできませ~~ん。

と、いうことで上流方面を覗いてみますと、ポイント、ポイントに人が入っています。
順番に見ていくと、運良く人が全く入っていないポイントがあったので、そこに陣取ります。
人が入っていない=釣れない
ということでは無いと思います。
後で知ったのですが、そこは水深がかなりあって、フライではちょっと難しいポイントということでした。





しかしながら、相変わらずの雨に風、はっきり言って嵐の様です。
しばらく車で様子を見ていますが、重大な使命を果たしましょう!!!ということで準備を開始………、直後
「ピカ」
って…………フラッシュ???
「ゴロゴロゴロ」
って、雷さんだったのね。
急いで車に避難………、いつになったら釣りをするの???

どうやら単発だったようですので、釣りを始める為に川におります。



って、バックスペースが………、
前回手取川で随分バックで引っ掛けましたので、そのことを考慮してキャス練をしていたのですが………、
これはちょっと、行き過ぎです。
しかし、角度を調整すればなんとかなるかも………。

気の抜けないキャストをしいられますが、強烈な向かい風にあおられるライン………、さらには根掛かり………。
フライが「あっ」という間に減っていきます。
さらには雨がいつしか霰に変わって、「ビシビシ」ともろに顔に当たって痛いです。
はっきり言って、霰が降っている間は釣りになりませ~~~ん。
困ったもんです。

お昼を取った後も、状況は………むしろ悪くなる一方………。
終了時間直前に持ちダマをすべて打ち尽くして、あえなく終了………。

その後、じぇにゅいんさんも終了。

とりあえず、旅館に向かうことにします。
冷えた体をお風呂で暖めて、夕食時、荒川の情報に詳しい旅館の大将からいろいろとアドバイスを頂いたのですが、残念ながら私たちは単日の釣行です。
来年に向けての情報となってしまいました。

翌日、晴れた空を恨めしそうに見ながら旅館を出ると、なぜか突然曇り空に………、なんだかな~~~。
北陸道の一部で雪に降られましたが、その後は雲一つ無い青空に………。
う~~ん、きっと安全に帰れるように、神様がくれたプレゼントでしょうか???

さて、じぇにゅいんさん、暖かい日差しに守られながらぼちぼちとかえりますよ~~~。
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